春の伊豆

2005年4月3日 恋愛
娘が春休みで実家に泊まりに行ったので
彼氏と伊豆へ旅行に

はじめての一泊旅行
正直、出発の数分前まで迷っていた
あの感覚は何だったのだろう?
楽しいのは分かりきってきることなのに
何かが妙にひっかかる
約束の時間ぎりぎりまで家を出られずにいた

「ちょっと一泊で伊豆に行ってくる」

テレビを見ていた夫は
誰と行くの?とも聞かれずに
気をつけて
と、ふりむいてただ一言
その瞬間何かがすっとふっきれた

駅で待ってた彼氏はテンション高かった
彼は何事においても下準備は万全
インターネットを駆使して情報を集め
訪れる予定地の地図や歴史的背景等々
当然おいしそうなご当地産物まで調べ上げていた

一方私はといえば
出るのにぐずってた分、着替えだけを持っての出発
行き当たりばったりの性格もあるんだけども
ま、行ってから考えよう
そんな旅ばかりだったから驚いた

旅行って性格出るよな
つくづく思った
普通こういうのって女子の方が準備万端?
とにかくお弁当を買って電車に乗り込んだ

春の伊豆は初めてじゃなかったけど
ずっと新鮮な気持ちで過ごせた
あとほんの数日でほころびそうな膨らんだ桜や
新緑の中でお散歩中の通り雨
少し肌寒い中での露天風呂
季節を感じながらの旅行なんて初めてだった

身も心も彼に委ねてるから
そんな感覚になるのかもしれないな
ガラにもなく素直にそう思えた
やさしいご主人でうらやましい
行く先々での言葉がちくりと胸に刺さるぐらいか…

穏やかな春のような時間
伊豆へはもう行きたくなくなってしまった
この記憶は上書きされたくないから

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